生活費のために作った借金について、破産による免責が認められた事例
ご相談前 | ご相談後 | |
借金総額427万円⇒ | 0万円 | |
60代女性 | 毎月の返済額18万円⇒ | 0万円 |
ご依頼の背景
借金の状況 | 480万円以上 |
借金の理由 | 生活費 |
借入先 | 消費者金融 |
子供が進学し、その学費や仕送り等のために、知人等にお金を借りていたため、生活が大変になり、夫も自営業が安定せず、仕事のない月は生活費に困るようになった。子供が卒業したあとも、在学中に借りていたお金の返済が負担となり、生活費が不足し、夫の自営業も不安定な時期があり、生活費に充てるために初めて消費者金融から借入れをした。しばらくは借入れはそれほど増えることがなく返済できていたものの、夫が病気になり、仕事がまったくできなくなった。年金や子供からの援助もあったが、やはり生活費の不足は避けられず、徐々に借入れを増やしていしまい、さらに高利の支払いのため、借金は膨れ上がるばかりで、支払っていくことが困難になり、破産申立てをするに至った。
弁護士の見通し
子供の学費の援助や、夫の自営業の不振による収入の減少を補うために借金を増やしたものであり、免責許可を得ることができる見込みである
サポートの流れ
報告書の記載の仕方、家計収支表の記載の要領についてサポートした。提出書類は、本人名義の通帳や、収入の証明資料で、特に、準備の難しい資料はなかった
結果
破産手続きは同時廃止で終了し、無事、免責を得ることができた